気になるインフラエンジニアの平均年収
8月 02 2023 インフラエンジニア 年収 インフラエンジニアIT基盤の設計や構築などを主な仕事とするインフラエンジニアの年収は、平均500万円と言われています。業種全体の平均450万円を大きく上回る収入が得られる理由の1つが、専門性の高さです。インフラエンジニアとして働くには、基本情報技術者を始めとした専門スキルを身に付けておくと有利に働きます。
IT系の職種は、特に資格を取得するのが必須ではありませんが、これらの資格は難易度が高く合格をするのは簡単ではありません。そのため、資格を保有しておくと、20代の未経験者であっても月収約25万円前後、年収換算で300万円近く稼ぐことができます。インフラエンジニアは、業界の中でも高額案件が狙える職種のため、目指して損はありません。
また、エンジニア職の多くは30代がピークと言われている中で、インフラエンジニアはキャリアを重ねるほど需要が高まっていくのが特徴です。30代で500万円前後、50代で650万円弱と徐々に金額が上がっていきます。ただし、所属する企業の経営規模で雇用契約は変わるため、大手と中小では同じキャリアでも金額に差が出てしまうのは否めません。現状の給料に不満を感じる場合には、フリーランスへ転身するという方法もあります。契約で決められた給料を受け取る会社員と違って、フリーランスは自分の努力次第で高収入を得られるのが強みです。
とはいえ、全てのフリーランスが平均を上回る収入を得ているわけではありません。1回の仕事で得られる報酬が100万円を超える人もいれば、数十万円程度のフリーランスもたくさんいます。エンジニアとしての実績やキャリア、クライアントとの契約を有利に進める交渉術を身に付けることが大切です。